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专利摘要:
公开号:WO1990009321A1 申请号:PCT/JP1990/000189 申请日:1990-02-16 公开日:1990-08-23 发明作者:Masanori Aizawa;Tetsuo Miyazawa;Katsuhiro Imazu;Seishichi Kobayashi;Hiroshi Ueno 申请人:Toyo Seikan Kaisha, Ltd.; IPC主号:B21D51-00
专利说明:
[0001] 明 糸田 書 [0002] 薄肉化深絞 り 缶 [0003] (技術分野) : ^ · [0004] 本発明 は 、 有機被覆金属板か ら成形さ れた蓼肉化深絞 り 缶に関 し 、 よ り 詳細に は耐腐食性 と 耐熱性 と に優れた 薄肉化深絞 り 缶に関す る 。 - (技術背景) [0005] 従来 、 側面無継 目 ( サ イ ド · シ ー ム レ ス ) 缶 . し て は 、 ア ル ミ ニ ウ ム板、 ブ リ キ板或い ¾テ ィ s ン · フ リ ー - ス チール板等の金属素材を 、 絞 り ダイ ス と ポ ン チ と の間 で少な く と も 1 段の絞 り 加工に付 し 、 側面継 目 のな い胴 部 と 該胴部に継目 な'し に一体に接続さ れた底部 と か ら成 る カ ッ プに形成 し 、 次いで所望に よ り 前記胴部に 、 し ご き ポ ン チ と し ご き ダイ ス と の間で し ご き 加土 加えて、 容器胴部を薄肉化 し た も のが知 ら れてい る 。- ま た 、 し ご き 加工の代わ り に 、 再絞 り ダイ スの曲率 コ ーチ :部で曲げ 伸ば し し て側壁部を薄肉化す る こ と も既に知 ら れて い る (特表昭 5 6 - 5 0 1 4 4 2 号公報) 。 [0006] 容器素材を節約 し且つ一定量の金属素材か ら击ノ、 ィ 卜 (高さ ) の大 き い缶を製造 し ょ う と す る 目 的には 容器 胴部を し ご き加工或い は曲げ伸ば し加工に よ つ !:薄肉化 す る こ と は好 ま し い こ と であ る 。 [0007] ま た、 側面無継 目缶の有機被覆法 と し て は 、 一般に広 く 使用 さ れて い る成形後の缶に有機塗料を施す方法の他 に 、 成形前の金属素材に予め樹脂フ ィ ルム を ^ ミ ネー ト す る方法等が知 られてお り 、 こ の後者の例 と し て 、 特公 昭 5 9 — 3 4 5 8 0 号公報に は、 金属素材に テ レ フ タ ル 酸 と テ ト ラ メ チ レ ン グ リ コ ール と か ら誘導さ れたポ リ エ ス テルフ ィ ルム を ラ ミ ネ ー ト し た も の を用 い る こ と が記 載さ れてい る 。 ま た、 曲げ伸ば し に よ る再絞 り 缶の製造 に際 し て 、 ビニルオ ルガノ ゾル、 エポ キ シ、 フ エ ノ リ ク ス 、 ボ リ エステル、 ア ク リ ル等の被覆金属板を用 い る こ と も知 られて い る 。 [0008] し か し なが ら 、 従来の側壁薄肉化塗装缶の製造にお い ては、 予め金属板に施 し た有機被覆の耐腐食性が成形加 ェに よ り 極度に低下す る と い う 問題があ る 。 [0009] 即ち 、 側壁部の薄肉化成形に際 し て有機被覆の工具に よ る損傷を受けやす く 、 こ の よ う な被覆の損傷部では顕 在的乃至潜在的な金属露出を生 じ 、 こ の部分か ら の金属 溶出や腐食を生 じ る こ と にな る 。 ま た 、 無継 目缶の製造 では、 缶の高さ 方向 に は寸法が増大 し且つ缶の周方向に は寸法が縮小す る よ う な塑性流動を生 じ る が、 こ の塑性 流動に際 して 、 金属表面 と有機被覆 と の密着力が低下す る と 共に 、 有機被覆中の残留歪等に よ り 両者の密着力が 経時的 に低下す る 傾向 が認め ら れ る 。 こ の よ う な傾向 は、 缶詰用の内容物を熱間充填 し或い は缶詰を低温乃至 高温で加熱殺菌す る場合に特に顕著 と な る 。 [0010] 従っ て、 本発明の 目 的は、 優れた被覆の完全さ 、 被膜 の密着性、 耐腐食性及び耐熱性の組合せを有す る有機被 覆金属板か ら の側壁部薄肉化深絞 り 缶 を提供す る に あ る 。 [0011] 本発明の他の 目 的 は 、 有機被覆金属板か ら形成さ れて い なが ら 、 有機被覆 と 金属表面 と の密着力が顕著に 向上 し て お り 、 そ の結果 と し て耐腐食性 と 耐熱性 と の組合せ に優れて い る側壁部薄肉化深絞 り 缶を提供す る に あ る 。 (発明の開示) [0012] 本発明 に よ れば、 有機被覆金属板か ら成形さ れる金属 缶にお いて 、 少な く と も 内面有機被膜が結晶性の熱可塑 性樹脂で あ り 、 胴壁が底部よ り も薄肉化さ れ、 胴壁の熱 可塑性樹脂が主 と し て軸方向に分子配向 さ れてお り 且つ 胴壁の金属表面の粗さ が底部 よ り も大 き い こ i 特徴 と す る深絞 り 缶が提供さ れる 。 [0013] 本発明の深絞 り 缶で は、 胴壁の '-金属表面の平均粗さ が 底の金属表面の平均粗さ に対 して 1 . 5 倍以上、 特に 1 . 5 乃至 5 . 0 倍で あ り 、 し か も胴壁の金属表面が山 と 谷 と の ピ ッ チが 0 . 0 2乃至 1 . 5 m , 特に 0 · 0 2乃至: 1 . 0 μ mであ る粗面を形成 し て レゝ る こ と が望 ま し い。 ま た、 胴壁の 熱可塑性樹脂が X線回折法で測定 して 、 3 ひ%以上、 特 に 3 5 %以上の配向度を有す る よ う に分子配向 さ れ、 ま た密度法で測定 し て 1 5 %以上、 特に 2 0 乃至 7 0 % の 結晶化度を有 し て い る こ と が望ま し い。 [0014] 本発明の深絞 り 缶は、 有機被覆金属板か ら 成さ れ、 し か も胴壁が底部よ り も薄肉化さ れてい る が、 少な く と も 内面有機被膜が結晶性の熱可塑性樹脂か ら成 て いて 胴壁の そ れが主 と し て軸方向 に分子配向 さ れて い る こ [0015] 新たな用紙 と 、 及び胴壁の金属表面の粗さ が底部よ り も大 き い こ と が顕著な特徴であ る 。 [0016] 先ず、 有機被膜が結晶性で し か も分子配向 さ れて い る こ と は 、 被覆 自体の耐腐食性 と 耐熱性 と を向上さ せ る た め に極めて重要な役割を演 じ る 。 一般に有機樹脂を通 し て種 々 の成分の透過は樹脂中の非晶質部分を通 し て生ず る が、 本発明では用 い る有機被覆を結晶性の熱可塑性樹 脂 と す る と 共に、 これを配向結晶化さ せる こ と に よ り 、 腐食成分に対す る バ リ ヤ一性を顕著に向上さ せる こ と が で き る 。 ま た、 樹脂を高度に結晶性で し か も高度に分子 配向 し た も の と す る こ と に よ り 、 被膜 自 体の耐熱性 も非 晶質の も のや未配向の も の に比 し て顕著に向上さ せ る こ と がで き る 。 更に、 有機被膜を結晶性の熱可塑性樹脂 と す る こ と は、 こ れが有す る高強度 と 高い伸び と の組合せ に よ っ て 、 有機被覆金属板を深絞 り 成形 し て薄肉化を行 う 場合に も 、 被膜が金属素材に追従す る加工性を有す る と共に 、 工具等に よ っ て も損傷さ れない と い う 利点を与 え る も のであ る 。 [0017] 本発明の深絞 り 缶において は、 胴壁も底部 も 同一の有 機樹被覆金属板か ら形成さ れて い なが ら 、 胴壁の金属表 面の粗さ が底部のそれよ り も大 と な っ てお り 、 こ の金属 表面に対 し て前記結晶性の分子配向樹脂被覆が組合さ れ る こ と に よ り 、 密着性の顕著な向上が行われる もので あ る 。 即ち 、 胴壁の金属表面の粗さ が大 き く 加工さ れ、 し か も こ れを覆 う 有機樹脂被膜 も分子配向さ れる ため、 金 [0018] 新たな用紙 属表面の微小な凹凸部 ( 山及び谷.) が配向樹脂層中に投 錨さ れて 、 その効果に よ り 密着性が著 し く 向 _ する 。 こ の場合、 注意すべ き こ と は 、 金属表面に微小 ϋが形成 さ れて いて も 、 こ れに接す る樹脂層が分子 向:さ れて い る 場合 と 分子配向 さ れて い な い ( 未配 向 の ) 場 と で は 、 分子配向さ れて い る場合の方が密着力の改善効果が 格段に大 き い と い う こ と であ る 。 [0019] ま た、 結晶性有機樹脂 と 金属表面 と の接着力を向上さ せる ために接着剤 を施 し て も よ い。 こ の場合、 金属表面 の微小凹凸が接着剤層中に投錨さ れて接着力 を増 し'、 更 に 熱 固 定 さ れ た結晶性の 分子配向樹脂 と の組合せ に よ り 、 耐熱性、 耐食性が向上す る 。 [0020] 一般に 、 有機被覆金属板の耐腐食性は 、 有機被膜 と 金 属表面 と の密着の程度に よ っ て大 き く 影響を受け 、 被膜 の密着の程度が不十分の場合に は 、 こ の部分での被膜下 腐食 ( ア ン ダ ー ' フ ィ ル ム · コ ロ 一 ジ ョ ン ) が進行す る 。 本発明で は 、 被膜の密着が強固で あ る こ と か ら被膜 下腐食が防止さ れる と 共に 、 こ の深絞 り 缶をネ ッ ク イ ン 加工や フ ラ ン ジ加工に更に付し た場合の耐腐食性 も驛著 に 向上す る 。 ' ' 、 有機被膜 と 金属表面 と の密着性が上記の通 り 顯著に 向 上 し て い る こ と は 、 密着力の経時的低下の防止や耐熱性 向上の点で も予想外の利点を も た らす。 即ち 、 一般に分 子配向 さ れた樹脂被膜は加熱さ れた と き 配向 ¾向 に収縮 す る傾向を示 し 、 こ れが被膜の熱的安定性不'良、 経時的 剥離傾向の原因 と な る が、 本発明の被覆深絞 り 缶では、 分子配向被膜が金属表面上に強固に密着 し 固定さ れた状 態で加熱さ れ、 一種の熱固定が行われる こ と か ら 、 密着 力の経時的低下が防止さ れ、 耐熱性も 向上す る こ と に な る も のであ る 。 [0021] (図面の簡単な説明 ) [0022] 第 1 図は、 本発明の深絞 り 缶の一例を示す図で あ り 、 第 2 — A及び 2 — B 図は、 側壁部の断面構造の一例を 示す図であ り 、 [0023] 第 3 図は、 本発明の深絞 り 缶の代表的 な も の (後述す る実施例 1 参照) につ いて、 缶底部及び側壁につ いて 、 平均粗度 と缶高さ方向 (缶高 H ノ缶怪 D ) と の関係をブ ロ ッ ト し た も のであ り 、 第 4 一 A 図は 、 第 3 図に示 し た 深絞 り 缶について一定の高さ につ いてそ の近傍の高さ方 向に測定 し た金属表面についての表面高さ 粗さ 曲線を示 し 、 第 4 一 B 図は 、 第 3 図に示 し た深絞 り 缶の樹脂被覆 層が形成さ れてい る場合の表面高さ粗さ 曲線を示 し 、 第 5 図 は 、 本発明 の深絞 り 缶の代表的 な も の に つ い て、 樹脂被膜に対 し て垂直方向に X線を照射 し た時の X 線回折写真であ り 、 第 6 図は、 第 5 図に示 し た写真につ いての回折強度分布曲線で あ り 、 [0024] 第 7 図は、 樹脂被覆につ いて 、 一軸配向の程度を測定 をす る ための樹脂フ ィ ルムの測定位置を示 し 、 [0025] 第 8 図は、 再絞 り 法を説明す る ための図で あ り 、 第 9 図は、 曲げ伸ば し の原理を説明す る ための図であ [0026] 新たな用紘 る 。 [0027] (発明の好適態様) [0028] 本発明 の 深絞 り 缶 の一例 を示 す 第 1 図 に お い て 、 こ の深絞 り 缶 1 は、 有機被覆金属板の深絞 り (絞 り -再絞 り ) に よ り 形成さ れ、 底部 2 と 側壁部 3 と か ら成っ て い る 。 側壁部 3 の上端に は所望に よ り ネ ッ ク部 4 を介 し て フ ラ ン ジ部 5 が形成さ れて い る 。 こ の缶 1 で は、 底部 2 に比 し て側壁部 3 は 曲 げ伸 ば し に よ り 薄肉化 さ れて い る 。 [0029] 側壁部 3 の 断面構造の一例 を示 す 第 2 ~ A 図 に お い て 、 こ の側壁部 3 は金属基体 6 どそ の表面 7 上に設け ら れた内面有機被膜 8 と 基体の他方の表面 9 に設け られた 外面被膜 1 0 と か ら成っ て い る 。 断面構造の他の例を示 す第 2 — B 図 にお いて 、 断面構造は第 2 — A 図の場合 と 同様で あ る が、 金属表面 7 と 内面有機被膜 8 と の閽、 並 びに金属表面 9 と 外面有機被膜 1 0 と の間に、 それぞれ 接着剤層 1 1 a , 1 1 b が介在さ れて い る点で構造を異 に し て い る 。 [0030] こ れ ら何れの場合 も 、 下記の点を除けば、 底部 2 の断 面構造は側壁部 3 の断面構造 と 同様で あ る 。 [0031] 本発明の深絞 り 缶は 、 側壁の金属表面 7 , 9 が底部 2 の金属表面に比 し て大 き い粗度を有する こ と 、 及び被膜 8 及び 1 0 の内、 少な く と も 内面被膜 8 が結晶性熱可塑 性樹脂か ら成 り し か も主に缶の軸方向 (缶ハイ ト 方向) に分子配向 さ れて い る こ と が顕著な特徴であ る。 第 3 図 は、 本発明の深絞 り 缶の代表的な も の (後述す る実施例 1 参照) につ い て 、 缶底部及び側壁につ いて 、 平均粗度 と 缶高さ方向 (缶高 H ノ缶径 D ) と の関係をブ ロ ッ ト し た も のであ る 。 こ の第 3 図か ら 、 本発明の薄肉 化深絞 り 缶で は、 底部金属表面の平均粗度に比 し て側壁 部金属表面の平均粗度が大 き く 、 側壁金属表面の平均粗 度 ( R a ) は 、 底部金属表面の平均粗度の 1.5 倍以上、 特に 1 · 5乃至 5.0 倍の範囲 と な っ て い る こ と が明 ら か と な る 。 本発明 にお いて は、 側壁金属表面の平均粗度を上 記範囲にな る よ う に薄肉化を行 う こ と に よ り 、 樹脂被膜 の密着性を顕著に向上さ せ得る も のであ り 、 こ の値が上 記範囲 よ り も小さ い場合に は密着性の改善は本発明の場 合に比 し て小さ い。 側壁部の薄肉化に際 し て、 金属表面 の平均粗度が大き く な る加工はむ し ろ例外的な も ので あ り 、 例え ば側壁部薄肉化の代表例であ る絞 り 一 し ご き加 ェでは、 側壁部金属表面の平均粗度が底部金属表面 と ほ ぼ同等で あ る か、 或いはむ し ろ減少す る傾向 を示す こ と か ら 、 こ の意外性が了解さ れる 。 [0032] 第 4 一 A 図は、 第 3 図に示 し た深絞 り 缶につ いて 、 一 定の高さ についてその近傍の高さ方向に測定 し た金属表 面につ いての表面高さ粗さ 曲線を示す。 こ の第 4 一 A 図 か ら 、 粗面にお け る 山 と 谷 と の間に はほぼ一定の ピ ッ チ ( P ) があ り 、 こ れは 0.02乃至 1.5 m t 特に 0.02乃至 1.0 の範囲にあ る こ と が認め られる 。 第 4 一 B 図 は 同 じ溁絞 り 缶の樹脂被覆層が形成さ れて い る場合の表面 高 さ 粗さ 曲線を示すが、 山 と 谷の ピ ッ チ 一層一定に な る こ と が認め ら れる 。 [0033] こ の ピ ッ チ は 、 後に詳述す る 曲 げ伸ば しの曲率半径に 関係 し てお り 、 ピ ッ チ幅が上記範囲内に あ る こ と が被膜 と 金属表面 と の密着性に重要な意味を有 し て い る 。' ピ ッ チが上記範囲 よ り も 大 き く て も或い は小さ く て も 、 密着 力は本発明の場合 よ り も低下す る傾向があ る 。 [0034] 被膜を構成す る熱可塑性樹脂は十分に結晶性で なけれ ばな ら ない。 樹脂の結晶化度は 、 密度法に よ り 測定さ れ る が、 密度勾配管に よ り 測定さ れる密度に基づいて下記 式 [0035] ( P ― P a ) [0036] X V = —— - ^- 1 0 0 … ( 1 ) [0037] ( c - P a J [0038] 式中、 P は樹脂試料の密度であ り 、 P c は該 樹脂の完全結晶体の密度であ り 、 P a は該樹 脂の完全非晶質体の密度であ る 、 で算 出 さ れ る 結晶化度 は 、 1 5 % 以上 、 特に 2 0 乃至 7 0 %の範囲 に あ る のが よ い。 こ の密度法結晶ィ!:度が本 発明範囲 よ り も低い も ので は 、 深絞 り 缶への成形に際 し て 、 顕在的乃至潜在的な金属露出 を生 じ た り 、 或いは被 膜の耐腐食性や耐熱性が劣る よ う に な る 。 [0039] こ の樹脂被膜は、 主 と し て缶軸方向 に有効に分子配向 し て い る 。 第 5 図は、 本発明の深絞 り 缶の代表的な も の (後述す る実施例 1 ) につ いて樹脂被膜に対 し て垂直方 向に X線を照射 し た と き の X線回折写真で あ っ て 、 こ の 写真か ら缶軸方向への分子配向に伴 う 顕著な干渉ス ポ ッ 卜 が表わ さ れて レ、 る こ と がわかる 。 第 6 図 は 、 第 5 図に 示 し た写真につ い て の回折強度分布曲線で あ る 。 [0040] 樹脂被覆につ いて 、 一軸配向の程度は 、 下記式、 [0041] 180° — H 180° — H [0042] F = •X [0043] 180 180 [0044] X 1 0 0 ( % [0045] 式 中 、 H i ° 及 び H 2 ° は C u Κ α 線 を 用 い 、 透過法に よ り 測定さ れた最 も 強い 回折面 [0046] ( ( 0 1 0 ) ) の デ バ ィ · シ ユ ラ 一環 に 沿 つ た 回折強度分布曲線 ( 第 6 図 ) の半値幅 に ) を示す。 ま た H i ° 及び H 2 ° に対応 す る被覆フ ィ ル ム の測定位置は 、 被覆板の M D 方向の中心線上、 に対 し て は 、 缶胴 壁の中央部分、 H 2 ° に対 し て は缶上端 よ り [0047] 1 0 mmの部分 と し た (第 7 図) 。 [0048] <被覆フ ィ ル ム のサ ン プ リ ン グ > [0049] 所定の測定位置を中心 と し て 4 0 mm X 4 0 mmの大 き さ に切 り 出 し た金属板の小片の外面 被膜を紙やす り で除去 し た後、 金属を 6 N塩 酸で溶解 し 、 被覆フ ィ ル ム を単離 し た。 [0050] で定義さ れる平均配向度に よ っ て評価で き る 。 本発明 にお いて は、 被膜の金属表面への密着性 と 、 被 膜の耐腐食性、 耐熱性 と か ら 、 3 0 %以上、 特に 3 5 乃 至 9 0 % の配向度を有す る のが よ い。 [0051] 本発明で は 、 金属板 と し て は各種表面処理鑭板ゃ ア ル ミ ニ ゥ ム等の軽金属板が使用 さ れる 。 [0052] 表面処理鋼板 と し て は、 冷圧延鋼板を焼鈍後二次冷間 圧延 し 、 亜鉛メ ツ キ 、 鍚メ ツ キ 、 ニ ッ ケルメ ツ キ 、 電解 ク ロ ム酸処理、 ク ロ ム酸処理等の表面処理の一種ま た は 二種以上行っ た も の を用 い る こ と がで き る 。 好適な表面 処理鋼板の一例は 、 電解 ク ロ ム酸処理鋼板であ り 、 特に 1 0 乃至 2 0 0 mg/mz の 金属 ク ロ ム 層 と 1 乃至 5 0 mg /m2 (金属 ク ロ ム換耸) の ク ロ ム酸化物層 と を備え た も ので あ り 、 こ の も の は塗膜密着性 と 耐腐食性 と の組合せ に優れて い る 。 表面処理鋼板の他の例は 、 0.5 乃至 11.2 g ノ m 2 の鍚メ ツ キ量を有す る硬質ブ リ キ板であ る 。 こ の ブ リ キ 板 は 、 金属 ク ロ ム 換算で 、 ク ロ ム量が 1 乃至 3 0 mg/ra2 と な る よ う な ク ロ ム酸処理或は ク ロ ム酸ノ リ ン酸処理が行われて い る こ と が望ま し い。 [0053] 更に他の例 と し て は アル ミ ニ ウ ム メ ツ キ 、 アル ミニ ゥ ム圧接等を施 し た ア ル ミ ニ ウ ム被覆鋼板が用 い られ :る 。 [0054] 軽金属板 と し て は、 所謂純アル ミ ニ ウ ム板の他に ァル ミ ニ ゥ ム合金板が使用 さ れる 。 耐腐食性 と 加工性 と の点 で優れた ア ル ミ ニ ウ ム合金板は、 Mn : 0.2 乃 1.5 重量 % 、 Mg : 0.8乃至 5 重量% 、 Zn : 0.25乃至 0.3 重量% 、 及び Cu : 0.15乃至 0.25重量% 、 残部が A1の組璩を有す る も ので あ る 。 こ れ ら の軽金属板 も 、 金属 ク ロ ム換算で、 ク ロ ム量が 2 0 乃至 3 0 0 m g/m 2 と な る よ う な ク ロ ム酸 処理或は ク ロ ム酸 / リ ン酸処理が行われて い る こ と が望 ま し い。 [0055] 金属板の素板厚、 即ち缶底部の厚み ( t B ) は、 金属 の種類、 容器の用途或はサイ ズに よ っ て も相違す る が、 一般に 0. 10乃至 0. 50 mmの厚みを有す る のが よ く 、 こ の内 で も表面処理鋼板の場合には 、 0. 10乃至 0.30mmの厚み、 ま た軽金属板の場合に は 0. 15乃至 0.40mmの厚みを有す る のが よ い。 [0056] 少な く と も 内面被膜 と な る熱可塑性樹脂 と し て は 、 薄 肉化加工に際 し て延伸可能で 、 し か も最終的に前記結晶 ィ匕度 を有 す る も の で あ れば よ く 、 例 え ば 、 ポ リ エ チ レ ン 、 ポ リ プ ロ ピ レ ン 、 エチ レ ン 一 プ ロ ピ レ ン共重合体、 エチ レ ン —酢酸 ピニ ル共重合体、 エチ レ ン 一 ア ク リ ルェ ス テル共重合体、 アイ オ ノ マー等の才 レ フ ィ ン系樹脂フ イ ル ム ; ポ リ エチ レ ン テ レ フ タ レ 一 卜 、 ポ リ ブチ レ ン テ レ フ タ レ 一 卜 、 エチ レ ン テ レ フ 夕 レ ー ト ノイ ソ フ タ レ ー 卜 共重合体、 エチ レ ン テ レ フ タ レー ト ノア ジペー ト 共重 合体、 エチ レ ン テ レ フ タ レー 卜 ノセ バケー 卜 共重合体、 ブチ レ ン テ レ フ タ レー ト ノィ ソ フ タ レー 卜 共重合体等の ポ リ エス テ ル フ ィ ルム : ナ イ ロ ン 6 、 ナ イ ロ ン 6 , 6 、 ナ イ ロ ン 1 1 、 ナ イ ロ ン 1 2 等のポ リ ア ミ ド フ イ リレ ム : ポ リ 塩ィヒ ビニル フ ィ ル ム ; ポ リ 塩ィヒ ビニ リ デ ン フ ィ ル ム 等の内前記条件を満足す る も の を用 い る こ と がで き る 。 こ れ ら の フ ィ ル ム は未延伸の も の で も 、 二軸延伸(¾ も の で も よ い 。 その厚みは 、 一般に 3 乃至 5 0 M πΐ , 特に 5 乃至 4 0 ii mの範囲に あ る こ と が望 ま し い 。 フ ィ ルムの 金属板への積層 は 、 熱融着法、 ド ラ イ ラ ミ;ネ一、シ ョ ン 、 押出 コ ー ト 法等に よ り 行われ、 フ ィ ル ム ど'金属板 と'の間 に接着性 (熱融着性) が乏 し い場合に は 、 例'えば ウ レ タ ン 系接着剤、 エ ポ キ シ系接着剤、 酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂 系接着剤、 コ ポ リ ア ミ ド 系接着剤、 コ ポ リ ェズテ ル系接 着剤等を介在さ せ る こ と がで き る 。 [0057] 接着剤層の厚み と し て は 、 0 . 1 乃至 5 w mの鑼囲が望 ま し いが、 結晶性の熱可塑性樹脂の分子配向 を妨げな い 厚みを適宜選択 し て南 い る 。 [0058] 外面被膜は、 内面被膜 と 同一で あ っ て よ く 、 : ½ た 内面 被膜 と 異な っ て いて も よ く 、 後者の場合、 保護塗料を用 い る こ と も で き る 。 保護塗料 と し て は 、 熱硬ィ!:性及び熱 可塑性樹脂か ら成 る任意の保護塗料 : 例え ば、 フ エ ノ ー ル ー エポ キ シ塗料 、 ァ ミ ノ 一エポ キ シ塗料等の変性ェポ キ シ塗料 : 例え ば塩化 ビニル - 酢酸 ビニル共重:合体、 塩 ィヒ ビ二ル ー酢酸 ビ ニ ル共重合体部分ケ ンィヒ物、 塩化 ビ二 ル ー酢酸 ピニル ー無水マ レ イ ン酸共重合体、 エポ キ シ変 性 — 、 エ ポ キ シ ァ ミ ノ 変性一或はエポキ シ フ エ ノ ール変 性一 ビ ニ ル塗料等の ビニ ル ま た は変性 ビニル塗斜 : ァ ク リ ル樹脂系塗料 ; ス チ レ ン - ブ タ ジ エ ン 系共重 ¾体等の 合成 ゴム系塗料等の単独 ま た は 2 種以上の組合せが使用 さ れ る 。 こ れ ら の塗料は 、 エナ メ ル或は ラ ッ カ ー等の有機溶媒 溶液の形で、 或は水性分散液 ま た は水溶液の形で 、 ロ ー ラ塗装、 ス プ レ ー塗装、 浸漬塗装、 静電塗装、 電気泳動 塗装等の形で金属素材に施す。 勿論、 前記樹脂塗料が熱 硬化性の場合には、 必要に よ り 塗料を焼付け る 。 保護塗 膜は 、 耐腐食性 と 加工性 と の 見地か ら 、 一般 に 2 乃至 3 0 μ m , 特に 3 乃至 2 0 μ ιηの厚み (乾燥状態) を有 す る こ と が望ま し い。 ま た、 絞 り 一再絞 り 性を向上さ せ る ために 、 塗膜中に 、 各種滑剤を含有さ せ る こ と も で き る 。 [0059] 本発明に用 い る外面用 の塗膜乃至フ ィ ル ム に は 、 金属 板を隠蔽 し 、 ま た絞 り 一再絞 り 成形時に金属板への し わ 押え力の伝達を助け る 目 的で無機フ ィ ラ ー (顔料) を含 有さ せる こ と がで き る 。 [0060] 無機フ イ ラ 一 と し て は、 ルチル型 ま たは アナ タ ーゼ型 の二酸化チ タ ン 、 亜鉛華、 グ ロ ス ホ ワ イ ト 等の無機白色 顔料 : ノ ラ イ ト 、 沈降性硫酸バ ラ イ ト 、 炭酸カ ル シ ゥ ム 、 石膏、 沈降性シ リ カ 、 エア 口 ジ ル 、 タ ル ク 、 焼成或 は未焼成ク レ イ 、 炭酸バ リ ウ ム 、 ア ル ミ ナ ホ ワ イ ト 、 合 成乃至天然のマイ 力 、 合成ケィ 酸カ ル シ ウ ム 、 炭酸マ グ ネ シ ゥ ム等の白色体質顔料 : カ ーボ ン ブラ ッ ク 、 マ グネ タ イ 卜 等の黒色顔料 : ベ ン ガ ラ等の赤色顔料 ; シェナ等 の黄色顔料 : 群青、 コ バル ト 青等の青色顔料を挙げる こ と がで き る 。 こ れ ら の無機フ イ ラ 一は、 樹脂当 り 1 0 乃 至 5 0 0 重量% 、 特に 1 0 乃至 3 0 0 重量% の量で配合 さ せ る こ と がで き る 。 [0061] 本発明 に お いて 、 側壁金属表面の粗度及ぴ少な く と も 内面被膜の分子配向 は、 有機被覆金属板か ら の薄肉化深 絞 り の工程で形成さ れる 。 即 ち 、 本発明の深絞 り ^は 、 被覆金属板の前絞 り カ ッ プを 、 カ ッ プ内 に挿入さ れた環 状の保持部材 と 再絞 り ダイ ス と で保持 し 、 保持部材及び 再絞 り ダイ ス と 同軸に且つ保持部材内 を 出 λ し得る よ う に設け ら れた再絞 り ポ ン チ と 再絞 り ダイ ス と !:い に嚙 み合 う よ う に相対的に移動さ せ、 前絞 り カ ッ プ : り も小 径の深絞 り カ ッ プに絞 り 成形す る方法に お いて 、 前絞 り カ ッ プの再絞 り 成形に際 し て 、 熱可塑性樹脂の分子配向 が有効に行われる温度条件を用 い る と 共に、 ¾絞 り ダイ ス の作用 コ ーナ部にお いて被覆金属板の曲 伸ば し が有 効に行われる と 共に 、 こ の曲げ伸ば し に際 し て金禹表面 に前述 し た粗面が形成さ れる よ う に す る こ と に よ り 得 ら れる 。 [0062] 即ち 、 再絞 り 成形時の熱可塑性樹脂の温度を、 そのガ ラ ス転移点 ( T g ) 以上、 融点 ( m p ) 以下の温度 と す る こ と に よ り 、 樹脂被膜に有効な分子配向が曲げ伸ば し 時に付与さ れる こ と に な る 。 [0063] 再絞 り 法を説明す る ための第 8 図にお いて 、 被覆金属 板か ら形成さ れた前絞 り カ ッ プ 2 1 は 、 こ の カ ツ ブ内に 揷入さ れた環状の保持部材 2 2 と その下に位置す る再絞 り ダイ ス 2 3 と で保持さ れる 。 こ れ ら の保持部材 2 2 及 び再絞 り ダイ ス 2 3 と 同軸に 、 且つ保持部材 2 2 內を出 入 し得る よ う に再絞 り ポ ン チ 2 4 が設け られる 。 再絞 り ポ ン チ 2 4 と 再絞 り ダイ ス 2 3 と を互い に嚙みあ う よ う に相対的に移動さ せ る 。 [0064] こ れに よ り 、 前絞 り カ ッ プ 2 1 の側壁部は 、 環状保持 部材 2 2 の外周面 2 5 か ら 、 そ の曲率 コ ーナ部 2 6 を経 て 、 径内方に垂直に曲げ られて環状保持部材 2 2 の環状 底面 2 7 と 再絞 り ダイ ス 2 3 の上面 2 8 と で規定さ れる 部分を通 り 、 再絞 り ダイ ス 2 3 の作用 コ ーナ部 2 9 に よ り 軸方向 に ほぼ垂直に曲げ ら れ、 前絞 り カ ッ プ 2 1 よ り も小径の深絞 り カ ッ プ 3 0 に成形す る と 共に 、 側壁部を 曲げ伸ば し に よ り 薄肉化す る 。 [0065] 曲 げ伸ば し の原理を説明す る ための第 9 図にお いて 、 被覆金属板 3 1 は十分なバ ッ ク テ ン シ ョ ン の下に曲率半 径 R d を有す る再絞 り ダイ スの作用 コ ーナ部 2 9 に沿つ て強制的に曲げ られる 。 こ の場合、 被覆金属板 3 1 の作 用 コ ーナ部側の面 3 2 で は歪は生 じ な いが、 作用 コ ーナ 部 と 反対側の面 3 3 では引張 り に よ る歪を受け る 。 こ の 歪量 ε s は 、 作用 コ ーナ部の曲率半径を R d 及び板厚を t と し た と き 、 下記式 [0066] 2 it ( R d + t ) - 2 π R d ε s = [0067] 2 π R d [0068] t [0069] ( 3 ) [0070] R d [0071] で与え ら れる 。 被覆金属板の面 ( 内面) 3 3 は、 作用 コ —ナ部で ε s だ け引 き伸ばさ れる が、 他方の面 (外面) 3 2 は作用 コ ーナ部直下で バ ッ ク テ ン シ ョ ン に-よ り ε ' s の歪量、 即 ち ε s と 同 じ 量 ( s ' s— ε s ) 伸 ばざれる こ と に な る 。 こ の場合、 歪量 ε s と 歪量 ε ' sと が交互に生 じ る よ う に す る こ と に よ り 、 作用 コ ー ナ部の 曲率半径 R d に対応す る ピ ッ チ の粗面が金属表面に形成さ れる こ と に な る 。 但 し 、 引 き 伸 ばさ れ薄肉化さ れる 蘭始点は 、 内面 と 外面 と で は異な り ピ ッ チの粗面 と じて表われる の は 、 外面で ほぼ R d 以下に 、 内面側は ほぼ R d / 1 以下 に対応す る表面が形成さ れ、 被覆表面上で は待に顕著で あ る 。 [0072] こ の よ う に被覆金属板 は 曲 げ伸 ば し さ れ る こ と に よ り 、 そ の 厚 み が薄 肉化 さ れ る が 、 そ の厚 み ^ィ ε t は、 下記式 ' , R d t ~~ - 4) [0073] で与え ら れる 。 上記式 (4) か ら作用 コ ーナ部の曲率半径 R d を小さ く す る こ と が被覆金属板を薄肉化す る のに有 効で あ る こ と 、 即ち 、 R d を小さ く すればす るほ ど、 厚 みの変化 Ι ε * | は大 き く な る こ と がわかる :;。 ま た作用 コ ーナ部の曲率半径 R d を一定に し て考えてみる と 、 作 用 コ ーナ部を通 る被覆金属板の厚み tが増大す る ほ ど厚 みの変化 I ε t I が大 き く な る こ と がわか る a [0074] 本発明の深絞 り 缶の製造に は 、 再絞 り ダイ ス..の作用 コ [0075] —ナ部の曲率半径 ( R D ) を金属板素板厚 ( t の 1 乃至 2.9 倍 、 特に 1.5 乃至 2.9倍の寸法 と す る のが、 曲 、 げ伸ば し を有効に行いなが ら粗面の形成に有効であ る 。 ま た、 粗面の形成に有効な他の因子 と し て は、 バ ッ ク テ ン シ ョ ン及び保持部材 2 2 の環状面 2 7 及び再絞 り ダ イ ス 2 3 の環状面 2 8 の動摩擦係数 ( ) が挙げ られる が、 こ れ ら を一定の範囲 に調節す る こ と に よ り 、 金属表 面の粗度を所望の範囲 と す る こ と がで き る 。 [0076] 缶の側壁部は素板厚 ( t B ) の 5 乃至 4 5 % 、 特に 5 乃至 4 0 %の厚み に薄肉化す る のが有効であ る 。 [0077] (発明の効果) [0078] 本発明の深絞 り 缶は 、 有機被覆金属板か ら形成さ れ、 し か も胴壁が底部 よ り も薄肉化さ れて い る が、 少な く と も 内面有機被膜が結晶性の熱可塑性樹脂か ら構成さ れ、 し か も胴壁のそれを主 と し て軸方向 に分子配向さ せ る こ と 、 及び胴壁の金属表面の粗さ を底部よ り も大 き く し た こ と に よ り 、 被覆の完全さ 、 被膜の密着性、 耐腐食性及 び耐熱性が顕著に改善さ れる もので あ る 。 [0079] 即ち内面樹脂を結晶性で し か も分子配向 さ れた も の と す る こ と に よ り 、 被膜 自 体の耐傷性、 耐腐食性及び耐熱 性が顕著に向上 し 、 更に 、 胴壁の金属表面の粗さ が大 き く 加工さ れ、 し か も こ れを覆 う 有機樹脂被膜 も分子配向 さ れる ため、 金属表面の微小な凹凸部 ( 山及び谷) が配 向樹脂層中に投錨さ れて 、 そ の効果に よ り 密着性が著 し く 向上す る 。 ま た 、 接着剤を介 し た場合に も 、 金属表面 の微小な凹凸が接着剤層中に投錨さ れて 、 密着力が一層 向上す る 。 こ の た め 、 こ の深絞 り 缶は、 被膜下腐食性に 優れて い る と 共 に 、 ネ ッ ク イ ン 加工等 の 後力 Qェ に も 耐 え 、 経時に よ る密着力の低下 も少な い と い う -利点を与え る 。 [0080] (実施例) [0081] 以下に実施例 を挙げて本発明 を更に詳 し く 説明す る 。 実施例及び比較例 に挙げる容器特性の評価、 測定方法 は次の通 り で あ る 。 ' [0082] (A) 平均粗度の比率 [0083] 薄肉化絞 り 缶の樹脂被覆を溶剤で除去 し た後の缶 高中心部の胴壁及び底部の平均粗度を粗度計にて測 定す る 。 [0084] (B) 山 と 谷の ピ ッ チ [0085] (A) の測定 し た缶高中心部の胴壁の粗度曲線の山 と 谷の間隔を測定す る 。 [0086] (C) X 線配向度 [0087] 明細書本文記載の方法に よ り 測定す ¼ [0088] (D) 結晶化度 [0089] 密度勾配管法に よ り サ ン ブルの密度を求めた。 こ れに よ り 、 以下の式に従い 、 結晶化度を算:出 し た。 P — P a ~~ X 1 0 0 [0090] P c — P a [0091] P : 測定密度 ( g/cni3) ; [0092] P a : 完全非晶体密度 ( g/cra3) P c : 完全結晶体密度 ( g/cm3) [0093] ポ リ エチ レ ン テ レ フ タ レ ー ト 系 p c = 1.455 g/cm P = 1. 335 g/cra3 ポ リ エチ レ ン系 P = 1. 001 g/cm3 P = 0.855 g/cm3 ポ リ プ ロ ピ レ ン系 P = 0.936 g/cm 3 [0094] P = 0.850 g/cm3 なお 、 サ ン プルは X線配向度の測定に用 い た も の を用 い 、 2 サ ン プルの結晶化度を も つ て結晶化度 と し た。 [0095] (E) 成形性 [0096] シ ョ ッ ク ラ イ ン発生の有無の観察 [0097] 樹脂被覆層の剥離 (デ ラ ミ ネー シ ヨ ン ) の観察 金属露出 (エヂメ ル レ一 タ ー値、 E R V の測定) [0098] (F) 耐食性 [0099] 薄肉化深絞 り 缶に コ ー ラ飲料を充填巻締 し 、 3 7 °Cの条件下で長期保存 し 、 缶内面の腐食状態、 孔食 漏洩を観察。 [0100] (G) 耐熱性 [0101] 外面に印刷、 焼付 ( 2 0 0 °C 、 3 分) を行っ た薄 肉化溁絞 り 缶について、 デ ィ ン テ ィ ン グ に よ る被覆 層の損傷の観察。 [0102] ま た、 耐熱性の評価を行っ た場合には 、 X線配向度及 び結晶化度は印刷後の缶体を被覆 し て い る熱可塑性樹脂 につ い て行つ た。 [0103] 実施例 1 [0104] 素板厚 0. 18mm、 調質度 D R — 9 の テ ィ ン フ リ ースチ ー ル ( T F S ) 板の両面に厚み 2 0 w mの二軸延伸ポ リ ェ チ レ ン テ レ フ タ レ 一 ト フ イ ル ム を熱接着す 'る こ と に よ り 、 有機被覆金属板を得た。 こ の被覆金属板にパーム油 を塗布 し 、 直径 1 8 7 mmの 円板に打抜 き 、 常法に従い、 浅絞 り カ ッ プに成形 し た。 こ の絞 り ェ程にお け る絞 り 比 は 1.4 で あ る 。 [0105] 次いで第 1 次、 第 2 次、 第 3 次再絞 り 工程でば絞 り 力 ッ ブ を 8 0 °C に予備加熱 を し た 後 、 再絞 り 成形.'を行 つ た。 こ の時の第 1 次乃至第 3 次の再絞 り ェ程の成形条件 は次の と お り であ る 。 [0106] 第 1 次再絞 り 比 1.25 [0107] 第 2 次再絞 り 比 1.25 [0108] 第 3 次再絞 り 比 1.25 [0109] 再絞 り ダイ ス [0110] 作用 コ ーナ一部 0.40mm 曲率半径 ( R d ) [0111] こ の よ う に し て再絞 り 成形さ れた深絞 り 力 、ジ ブの諸特 性は以下の通 り であ る 。 " [0112] カ ツ ブ径 66 mm 力 、ン ブ高さ 140 in in ' 側壁厚み変化率 - 20 % [0113] 後、 常法に従っ て 4二 [0114] こ の ド ー ミ ン グ成形を行 後 Λ パ —ム油を洗浄水で脱脂後 卜 リ ミ ン グ を行 'つ た。 次いでネ ッ ク イ ン - フ ラ ン ジ加工を施 し 、 薄肉化深絞 り ½を作成 し た。 表 1 に こ の缶体の特性及び評価を示す。 [0115] 耐食性 と 耐熱性の優れた薄肉化深絞 り 缶が得 ら れた。 比較例 1 [0116] 内面有機被覆 と し て厚み 1 0 u mの非晶性樹脂であ る 塩化 ビニルオ ルガ ノ ゾル塗膜、 外面有機被覆 と し て厚み 4 u mの フ エ ノ ール — エポ キ シ塗膜を設け る以外は、 実 施例 1 と 同様 に し て加工 し 、 薄肉化深絞 り 缶を作成 し た。 こ の缶体につ い て の特性 と 評価を表 1 に示す 。 [0117] 耐熱性 、 耐食性 の点で 劣 り 、 容器 と し て 不適で あ つ た。 [0118] 比較例 2 [0119] 再絞 り 工程にお いで、 再絞 り ダイ ス作用 コ ーナ部曲率 半径 ( R d ) が 0 . 1 mmの再絞 り ダイ ス を用 い る の と 、 薄 肉化率を 一 3 % と す る以外は実施例 1 と 同様に し て 、 表 1 に示す特性を有す る薄肉化深絞 り 缶を作成 し た。 薄肉 化率、 胴壁の金属表面の平均粗さ が底の金属表面の平均 粗さ に対す る比率、 金属表面の山 と 谷の ピ ッ チが本発明 の範囲外であ る本例の缶体は耐食性 と耐熱性が劣っ てい た。 [0120] 比較例 3 [0121] 二軸延伸ボ リ エチ レ ン テ レ フ タ レ一 ト フ イ ソレ ム を 同 じ 厚みの未延伸ポ リ エチ レ ン テ レ フ タ レ ー ト フ ィ ル ム に変 更 し た以外は実施例 1 と 同様に し て、 表 1 に示す特性を 有する薄肉化深絞 り 缶を作成 し た。 胴壁の樹脂の結晶化 度が本発明の範囲外で あ る本例の缶体は耐食性が劣っ て い た [0122] 実施例 2 [0123] 素板厚 0.26mmの Al— Μπ系の ア ル ミ 二 ゥ ム合金板の両面 に厚み 2 の ウ レ タ ン系接着剤を介 し て厚み 2 0 u m の ポ リ プ ロ ピ レ ン フ ィ ル ム を 貼着 し た被覆金属板 を用 い 、 再絞 り ダ イ ス の作用 コ ー ナ部曲 率半径 ( R d ) を 0.6 Ommに変更 し た以外は実施例 1 と 同様に し て 、 薄肉化 深絞 り 缶を作成 し た。 表 1 に示す よ う に成形 '性及び耐食 性の優れた容器が得 ら れた。 ' [0124] 比較例 4 [0125] 二軸延伸 ポ リ エ チ レ ン テ レ フ タ レ ー 卜 フ ィ ル ム を熱貼 着す る こ と を 、 同 じ厚みのポ リ エチ レ ン フ ィ ル ム を厚み 3 μ mの酸変性才 レ フ ィ ン 系接着剤を用 い た貼着に変更 し た以外は実施例 1 と 同様に し て 、 薄肉化深絞 り 缶を作 成 し た。 表 1 に こ の缶体の特性 と 評価を示す。 胴壁の樹 脂の結晶化度が本発明の範囲外であ る本例の缶体は耐食 性が著 し く 劣っ て いた。 [0126] 比較例 5 [0127] 片面 ( 熱可塑性樹脂被覆層 ) に下層 に 金属 グ'口 ム層 ( 1 5 0 mg/ m2) の メ ツ キ層、 上層 に ク ロ ム水和酸化物 層 ( ク ロ ム と し て S O ingZ ni2) の メ ツ キ層を有 し 、 他の 面 (熱可塑性樹脂非被覆面) にすず層 ( 2.0g/m2 ) のメ ツ キ層 を有す る素板厚 0.26mni、 調質度 T - 2 の軟鋼板を 用意 し た。 こ の鋼板の片面のみに 3 6 mの未延伸ポ リ エチ レ ン テ レ フ タ レ 一 ト フ イ ル ム を熱貼着す る こ と に よ り 、 被覆金属板を得た。 こ の被覆金属板を容器内面がフ ィ ル ム被覆面 と な る よ う に し て下記の成形条件にて絞 り し ご き加工を行っ た。 表 1 に こ の絞 り し ご き 容器の特性 と 評価を示す。 本例の容器は耐食性 と 耐熱性が劣っ て い た。 [0128] ぐ成形条件 > [0129] 1 成形前の被覆金属板の温度 8 0 。C [0130] 2 ブ ラ ン ク径 : 1 2 5 mm [0131] 3 絞 り 条件 : 1 st 絞 り 比 1.75 [0132] 2 nd 絞 り 比 1.35 [0133] 4 し ご き ボ ン チ怪 : 52.65 mm [0134] 実施例 3 - 素板厚 0.15ram、 調質度 D R — 9 の T F S 板の片面に厚 み 2 0 の二軸延伸エチ レ ン テ レ フ タ レ 一 卜 ノア ジ ぺ [0135] — 卜 共重合体フ ィ ル ム 、 他面に厚み 2 0 w m の フ エ ノ ー ル ー エポキ シ塗膜を設けた。 こ の被覆金属を用 いて 、 ポ リ エチ レ ン テ レ フ タ レー ト ノ ア ジべ一 ト フ イ ル ム面が内 面 と な る よ う に実施例 1 と 同様に し て薄肉化深絞 り 缶を 作成 し た 。 表 1 に こ の缶体の特性 と 評価 を示す 。 成形 性、 耐熱性及び耐食性の優れた容器が得 られた。 [0136] 実施例 4 [0137] 素板厚 0.13mm、 調質度 D R — 9 の T F S 板の片面に厚 み 1 w inのエポキ シ系接着剤を介 し て厚み 2 0 jLt mの二 軸延伸エチ レ ン テ レ フ タ レ ー 卜 ノィ ソ フ タ レ 一 卜 共重合 体フ ィ ルム 、 他面に厚み l y m のエポキ シ系接着剤を介 し て ア ナ タ ーゼ型の二酸化チ タ ン を樹脂当 り 5 0 重量% で含有す る二軸延伸エチ レ ン テ レ フ タ レ 一 卜 ノィ ソ フ タ レー ト 共重合体フ ィ ル ム を設け た。 こ の被覆金属板を用 いて二酸化チ タ ン含有フ ィ ル ム面が外面 と な る よ う Jこ実 施例 1 と 同様に し て薄肉化深絞 り 缶を作成 し た。 表 d に こ の缶体の特性 と 評価を示す 。 成形性、 耐熱性 : ¾び耐食 性の優れた容器が得 ら れた。 [0138] C 表 l 深絞 薄肉 の特十生と評 fffi糸吉果 [0139] 被 ? 5 板 [0140] 薄肉化率 平均赚 山と谷の X線 [0141] 内 面 外 面 成形性 耐食性 耐熱性 板 材 の比率 ピ ッ チ 配 向度 [0142] 有機樹脂 接着剤 有機樹脂 接着剤 [0143] T F S [0144] 実施例 1 P E T P E T -20 2.0 0.1 50 35 異常なし 異常なし 異常なし [0145] 0.18 [0146] 塩ビオル プリスター 比較例 1 同上 -20 2.0 0.1 0 0 異常なし 被膜割れ ガノゾル U F c [0147] プリスター 比較例 2 同上 P E T P E T 一 3 1.0 0.01 30 30 異常なし 被膜浮き [0148] U F C [0149] ブリスター 比較例 3 同上 P E T P E T -20 1.8 0.1 35 10 異常なし 評価せず [0150] U F C [0151] *ヽ ' [0152] ア ル ミ [0153] 実施例 2 PP ウレタ? PP ウレ? 3.0 0.4 60 50 異常なし 異常なし 評価せず [0154] 0.26 一 10 [0155] T F S 酸変性 酸変性 ショ,クライク 卷締部 比較例 4 PE PE -20 2.5 0.4 93 80 評価せず [0156] 0.18 πππ ォレフ" 系 才レ 7ィ:/ 系 腐食漏洩 ブ リ キ 全面腐食 比较例 5 P E T -50 1.0 2.0 80 50 異常なし 被膜浮き [0157] 0.26 ππι 孔食漏洩 [0158] T F S フエノール [0159] 実施例 3 ΡΕΓ/Α -25 2.1 0.12 70 30 異常なし 異常なし 異常なし [0160] 0.15 -エポキシ [0161] T F S [0162] 実施例 4 PET/I PET/I [0163] 0.13 一 30 2.1 0.08 80 60 異常なし 異常なし 異常なし
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲 ( 1 ) 有機被覆金属板か ら成形さ れる金属缶に お いて 、 少 な く と も 内面有機被膜が結晶性の熱可塑性樹脂で あ り 、 胴壁が底部 よ り も薄肉化さ れ、 胴壁の熱可塑性樹 脂が主 と し て軸方向 に分子配向 さ れて お り 且つ胴壁の 金属表面の粗さ が底部 よ り も大 き い こ と を特徴 と す る 深絞 り 缶。 (2) 胴壁の金属表面の平均粗さ が底の金属表面の平均粗 さ に対 し て 1.5 倍以上で あ る こ と を特徴 と す る請求項 1 記載の深絞 り 缶。 (3) 胴壁の金属表面が山 と 谷 と の ピ ッ チが 0.02乃至 1.5 で あ る粗面を形成 し て い る 請求項 1 記載の深絞 り 缶。 (4) 胴壁の熱可塑性樹脂が X 線 回折法 に よ る 配向'度が 3 0 %以上 と な る よ う に分子配向 さ れて い る請求項 1 記載の深絞 り 缶。 (5) 胴壁の熱可塑性樹脂が密度法で測定 し て 1 5 %以上 の結晶化度を有す る 請求項 1 記載の深絞 り 缶。 (6) 胴壁の薄肉化率が 5 〜 4 5 % で あ る請求項 1 記載の深絞 り 缶。 (7) 結晶性の熱可塑性樹脂が接着剤を介 し て金属板に被 覆さ れて い る請求項 1 記載の深絞 り 缶。
类似技术:
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1990-08-23| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): KR US | 1990-08-23| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB IT LU NL SE | 1990-10-12| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1990903212 Country of ref document: EP | 1991-02-13| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1990903212 Country of ref document: EP | 1995-11-22| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1990903212 Country of ref document: EP |
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申请号 | 申请日 | 专利标题 JP1/35004||1989-02-16|| JP1035004A|JPH0790859B2|1989-02-16|1989-02-16|薄肉化深絞り缶の製造方法|EP19900903212| EP0412166B1|1989-02-16|1990-02-16|Thickness-reduced deep-draw-formed can| KR1019900702292A| KR100199890B1|1989-02-16|1990-02-16|디프 드로잉 가공된 박판캔| DE1990623713| DE69023713T2|1989-02-16|1990-02-16|Wandstärkenreduzierte tiefgezogene dose.| 相关专利
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